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「おやさい絵の具」で神鉄沿線を彩りたい

2022年6月20日。梅雨のどんよりとした曇り空。少しだけ晴れ間が見える瞬間も。雲の合間から差し込む太陽の光は、なんだか心地よい。

兵庫県立神戸北高校美術部のみなさんと「おやさい絵の具」を使ったワークショップを開催しました。今回、ご協力をいただいたのが「へんてこりんでも、ええやん」と、廃棄されてしまう「野菜たち」に着眼し、絵の具や塗料などの原材料として、新たな命を吹き込む「ラピス・プライベート」のみなさん。

絵の具や塗料から自作して、その色を確かめてみる。独特なにおいを嗅いでみる。

高校生達の熱い眼差し。そして、同じぐらいたくさんの想いを語るラピス・プライベートの山内さんと森さん。実際に用意したサンプルのイラストに色を載せると、新たな発見や驚き、そして、更に掻き立てられる、おやさい絵の具への尽きない興味。

今回の物語は、実際に絵の具を作るところからチャレンジ。捨てられてしまう、チョコレートを作る際のカカオ豆の殻を使って、茶色の絵の具を作ります。

事前の準備段階では、唐櫃台駅の店舗スペースを活用して、実際に乾燥させたお野菜たちを、石臼で挽き、工業用のミキサーを使いながら粉末状にしていく。

今回のサンプルとして選ばれたのが、神戸北高校のキャラクターである「からとん」のイラスト。そして、神鉄沿線モヨウガエプロジェクトのシンボルイラスト。この2つのイラストをおやさい絵の具で着色し、色味や、おやさい絵の具ならではの雰囲気を実際に試していく。

大学で芸術を学ぶ森さん。美術系の大学や、芸術関係も進路の候補とする美術部員のみなさんからも、進路相談や聞いてみたいこと、質問してみたいことなど、想いの丈をぶつけてみる時間にもなりました。

神鉄沿線を「おやさい絵の具」で彩っていく。そして、モヨウガエしていく。唐櫃台駅だけじゃなくて、神鉄沿線を可愛く、楽しく、そして、ワクワクしながら鮮やかに色付けていく。これからの展開が非常に楽しみです。

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