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高校生と一緒に作る「移動式屋台」の舞台裏

2022年7月23日。晴。雲も適度にあって、直射日光もそこまで当たらない。絶好の作業日和。

8月に開催する「神鉄モバイルCoffee」の実施に向けて、兵庫県立兵庫高等学校創造科学科の皆さんと、#駅活チャレンジャーの上野さんが一緒になって、まず最初に取り組んだのが、この、電車に積み込んで「持ち運べちゃう」移動式の屋台を作ること。全て手作りで仕上げていく、こだわりの屋台です。

材料を切り出して、しっかりとヤスリ掛け。そして、ビスとネジで丁寧に組み立てていく。兵庫高校の生徒の皆さんが一致団結して、移動式屋台のオーナーでもある、#駅活チャレンジャーの上野さんの熱い想いに、自然と共感していく。分解したり、組み立て直したり、移動式の屋台は、建築を仕事にする上野さんのアイデアが随所に光ります。

材料が揃うと、みんなで楽しく組み立てる。微調整もしながら。自分たちの手で、確実に、そして、想いを込めて。全体像が見えてくると、自然と気持ちも高ぶってくる。神戸電鉄の駅前、どこでも好きな場所で、色々な人たちが、自分たちの思い描く形で屋台が出せる。そんな、素敵な構想を具現化していく。

骨組みが完成し、笑顔でいっぱいのみなさん。高校に入学して初めての夏休み。仲間と一緒になって汗をかく。その時間が、想いを一つにして、更に高め合っていく。

今回、作業したのは、#駅活チャレンジャーの上野さんが活動拠点としている基地。丸山アンダーザブリッジ。苅藻川のせせらぎと、涼しい風。最高の夏がしっかりと楽しめる、素敵な空間です。

丸山橋からは、丸山アンダーザブリッジが一望できます。自然環境が豊かな神鉄沿線。海のまち、神戸のイメージとは少し違う、なんだか、ほっこりする。そして、ゆったりと時間が流れるのも、神鉄沿線の魅力の一つです。蚊取り線香がとてもよく似合う。そんな場所で、繰り広げられる駅屋台製作の現場。そこには、ワクワク感しかありません。

人と人とのつながり、そして、共感し合うことで生まれていく、想い。自然環境が豊かな神鉄沿線。小さな一歩かもしれないけれど、この取組は、想いを大きく、そして、一つにしていく。まだまだ、「モヨウガエ」は始まったばかりです。

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